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事務局長のひとこと

山坂達者講座 摩耶山、六甲山を歩いて。

入梅間じかな5月26日に摩耶山、六甲山を歩く令和最初の山坂達者講座を行った。

 私は六甲山を歩くのは初めてであり、非常に楽しみにしていた。ただ、私の持っている「六甲山」のイメージは「六甲山縦走路」「ロッククライミングの練習場」というのではなく、どちらかといえば「ロープウェイ」、「ドライブウェイ」、「牧場」などの方が強かった。
 事前に摩耶山、六甲山のルートを地図で確認を行ったが昔から人気のある山なので両山頂までのルートが多く特定が出来なかった。高低差の激しいルートもあるので気を引き締めて望むことにした。また、2月以来、久々の登山であったことと気温が高くなる予報も出ていたのでバテナイように、補助食、水分などの準備はいつもより多めに持っていくことにした。

 当日は、朝阪急三宮駅に集合し、摩耶山を目指して歩き始める。新神戸駅を過ぎて間もなく、布引滝が現れた。事前のルート確認で、地図に名前は出ていたがこんな立派な滝が神戸の町からすぐのところにあることに驚いた。
 その後は、多少の上り坂はあるものの初夏の天候を楽しんで歩を進めた。そして黒岩尾根の入り口に到着。ここからはこれまでの行程とは打って変わってハードな道となり、山坂達者講座ならではルートとなった。登り登りまた登り。「六甲山はこんなに高い山だったかな。」と思いながら今度はこの登りを楽しんでいた。
 予定より遅れて摩耶山山頂に到着し昼食を摂る。塾長からのお勧めがあり、持参した胡瓜の塩もみは最高に美味しかった。水分補給には抜群にいい。山頂では少し長めの休憩を取り、六甲山を目指して歩き始める。途中、別荘地、ゴルフ場の中の道を歩き、六甲ならではの風景を眺めながら六甲山ロープウェイ山頂駅に到着した。
 ここで偶然目にしたのは、結婚前に家内とドライブに来て入った喫茶店であった。独特の創りをしていたので鮮明に覚えていた。「あのころは若かったな。」と思いながら写真に収めた。
 今回の山坂達者講座は、宝塚まで歩く予定であったが、行き先を有馬温泉に変更した。途中、昨年の台風の被害を受け未だに迂回路となっている箇所が2箇所ありその影響の大きさを改めて知った。
太閤さんも好んで訪れた有馬で温泉に浸かり一日の疲れを癒し帰路についた。

 今回登った摩耶山、六甲山は瀬戸内海から切り立った山である。その山頂までは幾つもの道がある。また、同じ道であっても春夏秋冬、昨日と今日、朝と昼。同じではない。それにどのように対応し乗り越えていくのか。または、諦めるのか。
山歩きの醍醐味の一つである。
このようなことを思わせてくれる山坂達者講座であった。
摩耶山、六甲山はまた歩きたい山となった。

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