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塾長のひとこと

堺屋太一さんに思う

 老人はこうありたい。否、こうあるべき。83歳で亡くなられた堺屋太一さんのことである。生れ持った才能と努力によって、数多の功績を残された。学ぶべきは、その生き様である。確かな歴史感覚に基づく先見性は、物事を真に深く捉えることによって生み出されるのであろう。過去に支えられて生きるのではなく、過去を、現在、未来へと発展させて行く生き様こそが老人のあるべき姿である。老人に優しい国家は衰退する。老人に厳しい国家でなければならない。安住の地を求めるのではなく、生涯自分に厳しく、先を見据える老人でなければならない。輝き続ける人であることが人の証である。さもなくば廃人である。     (平成最後の紀元節、昭和31年生まれ、63歳を目前にして。塾長三木一之)

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