男の美学
日本中がラグビーW杯に包まれ、スコットランドに勝利した日本チームに感動した。その喜びや、手の舞足の踏むを知らず。私は、これこそ男の美学であると断ずる。「男は、強くあれ。美しくあれ。優しくあれ。そして厳しくあれ。」最後が肝心。己に対して厳しくなければ、強くも、美しくも、優しくもない。有るのは能天気な甘さだけ。彼らに視るのは、この厳しさである。人は、偉大な価値あるものを得るためには、多くのもの失い、或は得ることを諦めなければならない。己が欲する何かを得れば、何かを失う。これは、世の常である。大舞台で勝利の結果を齎したのは、そこに至るまでのあらゆる鍛錬である。今こそ、日本国民に大きな感動を与えてくれた彼らに追随しなければならない。山に見ゆる日本の美もその自然の厳しさにある。 塾長 三木一之
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