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塾長のひとこと

50kmを完歩する意義

 一昨日50kmを完歩するイベントに参加し、スタッフとして参加者をサポートしました。

 コースは、堺市の大泉緑地から奈良の当麻寺までの往復で、竹内峠を上り下りする道を含めて、只管歩くイベントです。毎年4月初めの土曜日に行われます。今年で22回目、第1回目から参加しており、ここ数年は、歩くサポート隊員をしています。日頃、運動をしていない人にとって、ただ歩くだけとはいえ、50kmを完歩することは厳しいようです。40キロと45キロ地点で関門があり、制限時間に間に合わなければ、その場でリタイアとなります。日常生活で歩いていることが、どうして感動に繋がるのだろうか。同じ動作を繰り返すだけであっても、距離が長くなると全く異なったものになるのでしょう。最後尾やその少し前を歩く人たちにとって、日が暮れてからの道のりは、実際の距離以上に遠く感じることでしょう。歩くサポート隊員は、そのようなリタイア寸前の参加者が自力で無事50km完歩できるためにお世話をします。ゴールに到達するまでに、様々なドラマが展開され、ゴールインによって、感動へと終結します。日常の単純行動が非日常的な結果を生み出す。そのとき、当り前のことが有難いと気づく瞬間だと思います。

 

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