【塾生感想】第3回山坂達者講座 ~北アルプス縦走~
2018年10月7日~10日、去稚敬天塾3回目の山坂達者講座、北アルプスの縦走に3泊4日で行ってきました。
【登山記録】
去稚敬天塾 北アルプス縦走報告(平成30年10月7日~10月10日)
◆10月7日(日)中房温泉登山口~燕山荘
(参加者)三木一之(CL)、樋浦優人(塾生)(計2名)
(出)11:00 中房温泉登山口
(到)11:30 第一ベンチ
(到)12:00 第二ベンチ
(到)12:40 第三ベンチ
(到)13:30 富士見ベンチ
(到)14:00 合戦小屋
(到)16:00 燕山荘
◆10月8日(月曜日)(参加者)同上
(出)05:45 燕山荘
(到)06:15 燕岳山頂(ピストン)
(到)06:45 燕山荘
~テント撤収~
(出)07:30 燕山荘
(到)08:15 大下りノ頭
(到)11:00 大天荘
(到)11:30 大天井岳山頂(ピストン)
(出)12:00 大天荘
(到)13:00 大天井ヒュッテ
(到)14:45 赤石岳山頂
(到)16:00 ヒュッテ西岳
◆10月9日(火曜日)(参加者)同上
(出)07:00 ヒュッテ西岳
(到)09:00 水俣乗越
(到)10:00 大曲
(到)11:30 槍沢キャンプ場
(到)12:00 槍沢ロッヂ
(到)13:00 横尾山荘(自販機でジュース)
(到)14:00 徳沢(アイスクリーム)
(到)15:45 明神館
(到)16:15 小梨平キャンプ場
◆10月10日(水曜日)(参加者)同上
(出)08:30 小梨平キャンプ場
(到)09:00 上高地
(到)10:00 平湯温泉
(到)19:00 帰宅
【感想】
今回は自然の怖さ、魅力、感動、さまざまな経験ができた3泊4日の登山でした。
1日目は中房温泉の登山口から登り始めました。登る人も下山する人も多く、普段の山登りと違い新鮮でした。
3時間ほどで中間地点にあたる合戦小屋に到着しました。この時期は名物のスイカはおしるこに変わっていました。休憩中の人が合戦の準備をしているようにも見えました。
頂上まで急な傾斜と地図に書かれていましたが、実際には合戦小屋までの道のりより楽に感じました。
予定より早く燕山荘に到着しましたが、テント場はほとんどが埋め尽くされて、辺り一面カラフルになっていました。運良くテントを張る場所が見つかり、テント設営をして1日目の夕食にありつきました。
翌朝、テントから出て外を見ると、白い絨毯のように雲が空を覆っていたのです。幻想的な風景で一生心に残る景色でした。そこにさらに御来光も拝めました。
この絶景を眺めながらふと、ここまで登ったからこそ見れた景色、健康でいられることに、普段の当たり前に自然と感謝をしていました。御来光を眺めた後、燕岳の山頂に向かいました。山頂からの景色も素晴らしいものでした。
夜、次の日のルートを槍ヶ岳に変更しました。
2日目は、槍ヶ岳に登る前日に泊まるテント場、西岳ヒュッテに向かいました。
表銀座のコースを進みながら、人の数が少なくなり道が険しくなりました。
初めは好調だったのですが、大天井岳手前の最後の登りでペースがガクッと落ちました。
まだまだ運動不足だと自分を説教しながら登りきりました。
大天井岳の頂上からは槍ヶ岳が間近に見えてとてもきれいでした。
その後、西岳ヒュッテの営業が終了していることを知り、精神的にかなりやられました。次の目的地を目指し、ひたすら無我夢中歩きました。無心で歩くと楽なのは理解していたのですが、どうしても雑念が顔を出します。
しかし、目的のテント場にたどり着くことはできず、西岳ヒュッテにテントをはらせていただきました。
「登れる山と登りたい山は違う」という言葉を身をもって理解できました。
3日目は、今まで登ってきた広大な山の景色を眺めながら、下山しました。
北アルプスの魅力を堪能できた4日間、一生忘れることのない経験ができました。
次は槍ヶ岳にも穂高にも行きたい。
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