【閉塾のお知らせ】
当塾は、令和7年12月31日を以て、閉塾いたします。
私(三木一之)と吉川貴志は、平成27年1月5日当塾を創立し、平成29年1月21日第一回講座を開催しました。
当初、私がご縁を頂いている企業様、個人様から、当塾の創立の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜り、その後も、特別会員として継続し、ご支援をいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。
その後、平成30年8月18日~8月19日第一回山坂達者講座を開催しました。
頭で考えるだけでは、真の学問たり得ない。山、川、海で体験することは、人間にとって大切なことを体得する機会となります。座学は、体験学によって、また、体験学は、座学によって、真の学問となります。そこには、教わる姿勢、感謝の気持ちがなければ何も身に付きません。これは、基本中の基本です。王陽明の「一棒一條痕一摑一掌血」の心構えや下山して、お山に一礼するのも感謝をお伝えするからです。
物質を重んじ、日本古来の精神を軽んじる現代社会にあって、人の道、真の学問を追い求めて来た稀有の塾であり、姿形は小さくとも、存在意義は大きいものであったと自負しております。
さて、来年3月私は、七十歳を迎えます。当塾の役割を終え、さらなる「真化」のため、思想を深め、大自然に学び、遠き人の道を求め、活動してゆくため、当塾を閉じます。
先哲西郷隆盛、橋本佐内より命名したる「去稚敬天塾」の名に恥じない活動でありました。
安住の地を求めることなく、あえて未知の高峰を目指すことをご理解いただければ幸いです。
最後になりますが、当塾とご縁をいただきました皆様のご活躍、ご発展並びにご多幸をお祈り申し上げます。
令和7年10月吉日
塾長 三木一之
事務局長 吉川貴志


