神社
明智神社
民家の合間にひっそり建つ「明智神社」の小さな祠。大河ドラマ「麒麟がくる」の放映の記憶も新しい。その主人公明智光秀の神社がこれ?鳥居も手水舎もなく、案内の表示がなければ、通り過ぎてしまうほど存在感が薄い。「明智光秀公三女細川ガラシャゆかりの里」と刻まれた石碑が真新しい。明智光秀は、私が戦国時代で最も好きな武将の一人。「謀反」が独り歩きしている様に思え、その人物としての評価が重視されて然るべきだと思う。祠と向き合うように建てられた資料館に足を踏み入れると、壁には、年表や神社の説明、光秀に纏わる事柄が掲示されていた。湿気の匂いが部屋に充満していたのは、訪れる人が少ないことの証しであろう。奉賛会が作成されたカラー刷りの印刷物を頂き、神社をあとにした。
(令和5年6月24日参拝)塾長三木一之