1. HOME
  2. 活動の紹介
  3. 座学
  4. 令和2年 塾長総括

活動の紹介

座学

令和2年 塾長総括

【四年目の活動】
 本年は、新型コロナウイルスに始まり、幕を閉じた。3月、4月、10月、11月、12月と休講し、5月は試みとして、HP公開講座を行ったが、反応は静寂に近しいものであった。当塾の講座の特徴である「いつでも質問が出来、お互いの顔が見える。」様式を継続することが出来ず、塾の活動が半減したことは、誠に残念であった。新型コロナウイルス過によって、今後様々な分野において、活動のあり様は、大きく変化して行かざるを得ないだろう。当塾もこれを機に、道場の性質を維持しつつ、内向きから外向きに活動を展開して行くことになる。時代の流れは速く、人工知能(AI)は、科学者、技術者だけのものではなく、われわれの仕事や生活に密接な関わりを持つことになる。新しいスキルを学び、身につけることは必要であるが、「人」の根本や「真理」を学び、感得することによって始めて、そのスキルが活きるのである。「知識」は道具であり、その道具に適った使い道を識るには、道具の使い手である「自己」を識り、「人」を識らねばならない。その手段が「真の学問」であり、その過程において、感性が高まり、進化するのである。われと来て、学べや道のない雀。

去稚敬天塾 塾長 三木一之

活動の紹介