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活動の紹介

座学

第三十五回講座 修身斉家治国平天下は、「我」の自覚より生ずる。<ぶれない人間であるために>

大阪市立総合生涯学習センター 大阪駅前第2ビル5階 第3会議室
2020年7月18日 13時30分~16時30分
講師:塾長 三木一之

近世における「我」の自覚史・朝永三十郎に学ぶ「自覚」
 ―人は己をどれだけ識っているのか?―
 真理の淵源は、「我」の内にある。真理は、外に求むべからず、自己に沈潜することによって発見され得る。「幸せ」て何だろう?「生きる」とは何だろう?人が自ら人として、自己を意識したときからその命題は存在する。 「我」の覚醒。人間として生きることが問題ではなく、如何なる人間として生きるかが問題である。 如何に人生を深く生きるか。どれだけ人生を大切に生きるか。何故、哲学は必要か?「知性」は、人性の一部であって全体ではない。人は何故規範に従うのか?恐怖の感情・罰則がなければ、法規を守らない。禁止されなければ止めない。新型コロナウイルス対応に見る人々の在り様。人格とは何ぞや?「倉廩実ちて礼節を知る。衣食足りて栄辱を知る。」(管仲:春秋時代の斉の名宰相) 「ぶれない思想」を持つということは、「真の 『我』 を自覚」することである。「我(自己)」と国との間に隔たりはなく、修身斉家治国平天下は、一なるもの。

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