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第三十四回講座 稀代の政治家 三木武吉と大野伴睦 そして、伊東正義 ―日本国民が知って置くべき政治家―
大阪市立総合生涯学習センター 大阪駅前第2ビル5階 第2会議室
2020年6月20日 13時30分~16時30分
講師:塾長 三木一之
自民党を造った保守合同の鬼・三木武吉、盡情従理(じんじょうじゅうり)・大野伴睦、会津の賢人・伊東正義。三木武吉は、妥当吉田茂に執念を燃やし、鳩山一郎を担いだ。藩閥政治(薩摩、長州による政治の支配)とその流れをくむ官僚支配に楔を打ち込むことが目的であった。武吉は、「人間には、って生まれた『格』というものがある。鳩山は、『将に将たる器』(漢の劉邦)である。旧政治家で節を守り通した大物は鳩山だけ。」と評している。大野伴睦は、「政治家として必要なこと」を問われたとき、盡情従理(充分情を尽くし、最後には理に従う。)と答えた。「東海道新幹線の岐阜羽島駅誕生」等誤解を受ける情に厚い政治家であった。時間の都合により、伊東正義に踏み込むことが出来なかった。