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活動の紹介

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第三十回講座 第二部 辛亥革命(中国革命)は、日本で生まれた。―宮崎滔天の活きた証―

大阪市立阿倍野市民学習センター あべのベルタ3階 第4会議室
2019年10月19日 13時30分~16時30分
講師:塾長 三木一之

 宮崎滔天(寅蔵)は、辛亥革命の一大功労者である。滔天の貢献は、「孫文を黄興(こうこう)に紹介し、革命陣営の大同団結を図り、中国革命同盟会を成立させた。『三十三年の夢』を著作し、これを中国語に翻訳、中国青年に多大な影響を与えた。この訳本によって、孫文の名を日本で世に知らしめた。孫文の依頼に応えて、武器を調達した。在野の政治家犬養毅や在野の志士団のボス頭山満を孫文に紹介し、孫文支援グループを日本国内に作った。」ことに要約される。革命には、お金がいる。孫文は、当初、日本人の支援を求め、これを受けたが、「支那の依るべき国は日本ではない。露西亜であることを知った。」と言って、ソ連から援助物資(武器弾薬を含む)が運び込まれロシア人の政治、軍事顧問が多数派遣されて来た。これにより、犬養毅や頭山満等孫文を資金面等で支援していた者は、孫文から離れて行った。

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