第二十八回講座 第一部 混沌の時代に若き志を! -橋本左内【啓発録】に学ぶ-
大阪市立総合生涯学習センター 大阪駅前第2ビル5階 第3会議室
2019年8月17日 10時00分~12時00分
講師:塾生 樋浦優人
1.橋本左内の生きた時代の背景
天保~安政までの時代は災害も多く、農民は疲弊しきっていた。また、ペリー来航など国外の問題も浮上していた。
2.橋本左内の人物像と生き様
15にして啓発録を書き上げた景岳先生は、若くして国を治す大医となるべく志高く奮闘していた。
蘭方医学を学び、儒学者との交流を重ねて学に勉めた景岳先生は、松平春嶽の側近として明道館を導き、藩の向上に尽力していた。しかし、将軍継嗣問題に携わった者を罰することを決定した井伊直弼が行った安政の大獄により、景岳先生は、26歳という若さで命を落とす。
3.啓発録の五訓
「去稚心」「振気」「立志」「勉学」「択交友」