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活動の紹介

座学

第十三回 講座 第二部 荀子の思想 ―孟子の「性善説」⇔荀子の「性悪説」―

大阪市立総合生涯学習センター 大阪駅前第2ビル5階 第2会議室
2018年4月21日 15時00分~16時30分
講師:塾長 三木一之

荀子は、落ち着いた思索家で、きめ細かい論理によって分析的考察を繰り返していた。
【荀子の思想】道徳と経済と政治とは一体不離のもの。人間の創造のうち「礼」こそは最高次のものである。人間が常に善である尺度は、「礼」である。
学問は、空想的理想を目標とせず、現実可能な目標を立てて努力し、成るに随って逐次新しい高次の目標を設定し、着実に努力精進すべきものである。
【陳と蔡の間の説話】孔子とその弟子たちが体験した苦難。君子の学問は、出世のためにするのではない。困窮しても苦しまず、憂慮することがあっても心意気を失わず、禍福終始(運不運、災難幸福、物事の道理)を弁えて、心に迷いを生じないためである。

 

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