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活動の紹介

座学

第十九回 講座 第二部 「おのずから」なる日本思想

大阪市立阿倍野市民学習センター あべのベルタ3階 第4会議室
2018年11月17日 13時30分~16時30分
講師:塾長 三木一之

一.自然思想・原始回帰思想
  日本思想の源は、日本の地形にある!南極・北極・赤道直下に非ず、春夏秋冬あり、全体的に温和な気候・風土・海に囲まれており、山が多い。雨が山に浸み込み川となって、水が海へ流れる。そして、これが悠久に循環される。また、山に霧が発生し、霧が森林を覆い、栄養となり、果実が育つ。
 日本人の生活、心情、伝統的な日本文化が自然順応に富んだものとなった。自然の恵みへの感謝が日本思想の根底にある。
二.日本及び日本人の特質
  ㈠模倣性 ㈡人口過多による食料問題 ㈢氏神 ㈣家族制度 ㈤慈愛謹慎
三.思想問題の研究
  ㈠南北朝問題 ㈡神仏習合問題 ㈢学習院建設 ㈣大正天皇の御事蹟 ㈤昭和の御世
  日本の思想は、その根底に「感謝」「真心」「誠実」といった精神が脈打っており、その根源は、自然と向き合う精神である。日本の保守思想が最も大切にする「伝統」「歴史に培われた秩序」は正にこの精神から発したものである。
三.靖國神社
  昭和天皇の靖国神社行幸は、昭和50年11月に中断されるまで、戦前20回、戦後8回行われた。

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